ご挨拶

第8回全国大会開催の挨拶

第8回全国大会の企画・運営を、東京支部が担当させていただくこととなりました。士会発足10年目となる今年の全国大会を、2012年9月15日(土)~16日(日)、東京ビックサイトにて、「主体」を支え・つなぐ~インクルーシブ社会の実現にむけて 10年目の挑戦~というテーマで開催いたします。

いま、日本の福祉や教育は法律、制度、システム全てが変わる重要な変革期にあります。その変革の中心となる理念の特色は、これまで支えられる客体であった当事者を、権利の「主体者」として中心に置いているところにあると言えるでしょう。こうした変革の先を見据え、これからの臨床発達心理士に求められる専門性とその在り方を、「主体」と「インクルーシブ社会」をキーワードにして考えてみたいと思います。大会準備委員会企画の基調シンポジウムでは「共に在る」ためのシステムとそこにおける臨床発達心理士の役割を、ふたつの企画シンポジウムでは「共に育つ」ことと「共に学ぶ」ことを、公開シンポジウムでは「共に生きる」ための支援者の在り方を、深く掘り下げたいと思います。

全国大会は、会員が自らの実践や研究を報告することにより専門性を高め、相互に学び合うための場です。会員の皆様の主体的なご参加を、心よりお待ち申し上げます。

2012年1月
日本臨床発達心理士第8回全国大会
大会長 竹谷 志保子

第8回全国大会開催にむけて

今年の第8回全国大会は、2012年9月15日(土)~9月16日(日)に士会東京支部を中心に、竹谷志保子先生(青井保育園)を大会長、東敦子先生を事務局長とし、東京お台場の東京ビッグサイトで開催していただくことになりました。

2012年度は士会発足10周年に当たります。士会会員は3000名を超えました。心理専門職の国家資格も進んできています。他の心理資格や専門職と違う、私たちの独自性とは何だったのでしょうか?私たちは、この社会に何が提供できたのでしょうか?この間の士会の実績や歩みを振り返り、これからの活動を展望できる大会にしたいと思います。

第8回の大会テーマは、「主体」を支え・つなぐ ~インクルーシブ社会の実現にむけて 10年目の挑戦~です。

インクルーシブ社会の実現には理念や支援哲学の構築とともに、着実な支援方法論・システムの構築の両面が不可欠でしょう。まだまだ、解決しなくてはならない、様々な課題がたくさんあります。今回の大会では、この両面から、参加者が相互に学び、臨床発達心理士が提案するインクルーシブ社会とは何かを考え、提案していきたいものです。第8回大会が新しい社会の実現に向けて、一歩でも二歩でも歩みを進める機会になれば幸いです。

今回の大会は、東京支部の皆様の献身的なご努力によるものです。アソシエ―ション=相互扶助としての士会という自覚を各自が持ち、関係者の皆様に深く感謝すると共に、積極的な参加によって充実した2日間の大会になるようご協力をお願いいたします。

2012年1月
日本臨床発達心理士会
幹事長 長崎 勤

JACDP 臨床発達心理士